【妊娠前の20代向け】これから妊娠する人におすすめの女性保険3選

この記事を見ているあなたは、妊娠・出産に備えるための女性向け医療保険について知りたいとお考えではありませんか。

この記事の内容をまとめると

  • おすすめの女性向け医療保険「プレミアムZ Lady」「マイ フレキシィ」「アクサダイレクトの終身医療」を紹介
  • 妊娠・出産への備えを厚くしたいなら少額短期保険の併用がおすすめ
  • 切迫早産や帝王切開など、妊婦は入院・手術リスクが通常時より高いので備えは必要

この記事を読むことで、自分に合った保険商品がわかります。備えがあれば、安心して出産に臨むことができるでしょう。

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執筆者関野みき

SEOを意識した健康・美容・フィットネス・エンタメ・スポーツなどの記事を数多く執筆した経験あり。保険会社の帳票作成システムの開発経験があり、出産経験があり現在も育児中。

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これから妊娠する20代向け!おすすめの女性保険3選

これから妊娠を予定しているなら、異常妊娠や異常分娩にもしっかり備えられる女性向け保険や、女性疾病特約を付加した保険がおすすめです。

今回は、多くの医療保険の中から、妊娠・出産への備えにおすすめの保険商品を3つご紹介します。すべて掛け捨て型の終身医療保険なので、お手頃な保険料で保障が一生涯つづきます。

契約例も記載していますが、契約内容は好みに合わせてカスタマイズが可能です。保険料と保障内容のバランスを考えながら、あなたにぴったりの保険をみつけましょう。

25歳女性の契約例比較(終身払い/入院給付60日型/先進医療特約)

保険商品名 保険料(月額) 入院給付 手術給付 女性疾病入院給付 女性疾病手術給付
チューリッヒ生命終身医療保険プレミアムZ Lady 2,364円 日額1万円 10万円 日額5,000円 5万円
メットライフ生命終身医療保険マイ フレキシィ(女性専用プラン) 2,844円 10万円※11日目から日額1万円 10万円 5万円※11日目から日額5,000円 なし
アクサダイレクト生命アクサダイレクトの終身医療(女性疾病入院特約) 2,920円 日額1万円 10万円 日額1万円 なし

おすすめ女性保険 終身医療保険プレミアムZ Lady

保障内容 金額・日数
入院給付金(日額) 3,000円・5,000円・8,000円・1万円
1入院の支払限度日数 30日・60日・120日
手術給付金(一時金) 入院中の手術:入院給付金の5倍・10倍・20倍外来での手術:入院給付金の5倍
女性総合疾病入院給付金(日額) 3,000円・5,000円・8,000円・1万円
女性総合疾病手術給付金(一時金) 女性疾病入院給付金の10倍※乳房手術、卵巣・子宮摘出術:50倍※乳房再建術:100倍

チューリッヒ生命の「終身医療保険プレミアムZ Lady」は、入院給付金、手術給付金、支払限度日数をお好みで選択できるので、自分に合った契約内容にカスタマイズが可能です。

女性特有の疾病については、入院給付だけでなく手術給付もあるので、異常分娩に対する大きな備えとなるでしょう。保険料も非常にお手頃です。

また、乳房手術や卵巣・子宮摘出術への保障が充実しているのも、嬉しいポイントです。乳がんの切除により失われた乳房を取り戻す「乳房再建術」を受けた際には、最大100万円の給付金を受け取れます。

日本人女性の乳がん罹患率は年々増加しています。2019年のデータによると生涯で乳がんに罹患する確率は10.6%(9人に1人)にものぼるため、非常に心強い備えといえるでしょう。(参考:国立がん研究センター「最新がん統計」

「終身医療保険プレミアムZ Lady」の詳細はこちら

おすすめ女性保険 終身医療保障保険マイ フレキシィ(女性専用プラン)

保障内容 金額・日数
入院給付金(一時金) 5万円・8万円・10万円(入院給付日額の10倍)※11日目から日額5,000円・8,000円・1万円
1入院の支払限度日数 60日
手術給付金(一時金) 入院中の手術:10万円外来での手術:2万5,000円
女性疾病入院給付金(一時金) 5万円※11日目から日額5,000円

メットライフ生命の「終身医療保険My Flexi(マイ フレキシィ)女性専用プラン」は、インターネット申込限定プランになります。

入院給付が一時金と日額のハイブリッド保障で、短期入院にも長期入院にも備えられるので、まさに妊娠・出産への備えにぴったりの保険といえるでしょう。また、女性専用プランを利用せず、自分好みに設計することも可能です。

入院給付金を一時金のみ、または日額のみにすることで保険料を抑えたり、一定期間給付金の受け取りがないときに入院給付金の10倍が給付される健康サポート特則をつけたり、お好みに合わせてカスタマイズできます。

「終身医療保険マイ フレキシィ」の詳細はこちら

おすすめ女性保険 アクサダイレクトの終身医療(女性疾病入院特約)

保障内容 金額・日数
入院給付金(日額) 5,000~1万円(1,000円単位)
1入院の支払限度日数 30日・60日・120日
手術給付金(一時金) 入院中の手術:入院給付日額の10倍外来での手術:入院給付日額の5倍
女性疾病入院給付金(日額) 主契約の入院給付金と同額

アクサダイレクト生命の「アクサダイレクトの終身医療」は、販売経費を抑えることによりお手頃な保険料を実現しているネット保険です。

女性疾病入院給付金が主契約と同額と決まっている点はデメリットと感じる人もいるかもしれませんが、入院給付金を1,000円単位で設定できるので、保険料と保障内容のバランスが取りやすくなっています。

給付金の支払いが非常にスピーディだったという口コミが多く、公式サイトの情報によると、書類到着から支払までの平均日数は2.29日とのことです。スピード感を重視したい方は、加入を検討してみてはいかがでしょうか。

また、無料付帯の電話相談サービス(ティーペック株式会社による提供)では、医師・看護師などに24時間365日健康相談が可能です。育児相談や医療機関の案内にも対応しており、産後のメンタル不調や子どもの急な発熱、ケガの応急処置方法を知りたいときなどにも役立ちます。

「アクサダイレクトの終身医療」の詳細はこちら

妊娠・出産への備えを厚くするなら「少額短期保険」がおすすめ

備えを手厚くしたいのであれば、リスクが高い妊娠・出産時期だけ少額短期保険を併用するという方法もあります。少額短期保険は、保険期間が1年以内(損害保険は2年)の保険です。

20代の女性であれば保険料が非常にお手頃なものが多いので、妊娠・出産への備えとして加入するには非常に適しています。ただし、手術給付金の支払い対象となる手術が限られていることが多いので、契約の際は保障範囲をしっかり確認してください。

少額短期保険のメリット

  • 保険料が手軽
  • 保険期間が1年または2年なので短期間だけ備えたいときに便利
  • 妊娠中の加入でも初年度から妊娠・出産が保障される商品がある

少額短期保険のデメリット

  • 更新ごとに保険料があがっていくものが多く、長期間備えるには不向き
  • 保険会社が破綻しても契約者補償がない
  • 生命保険料控除の対象外

おすすめ少額短期保険 エクセルエイドの普通保険

保険料・保障内容など 金額・日数
保険料(25歳女性) 月額1,103円
入院給付金(日額) 日額5,000円(最大60日)
手術給付金(一時金) 入院中の手術:5万円外来での手術:2万5,000円
申込可能期間 制限なし(免責期間60日)
保険期間 1年(更新型)

「エクセルエイドの普通保険」は、保険料の安さが魅力です。妊娠週数にかかわらず申込可能で、妊娠中に加入しても初年度から異常妊娠による入院や帝王切開が保障されます。(責任開始日時点で医師から指摘されていないものに限る)

その他の少額短期保険は、妊娠19週までなど加入期限が決まっているものも多いので、入れる保険がなくて困っている方は検討してみると良いでしょう。ただし、加入後60日間の免責期間(保障されない期間)があるので、できるだけ早く加入しておいた方が良いことには変わりありません。

吸引分娩や陣痛促進剤については費用がそこまで大きな金額にはならないので、それ単体で自己負担限度額を超えることは基本的にありませんが、入院期間が長引けば超える可能性はあります。

「エクセルエイドの普通保険」の詳細はこちら

おすすめ少額短期保険 新ABCおかあさん保険Ⅱ

保険料・保障内容など 金額・日数
保険料(25~29歳女性) 月額1,920円
入院給付金(日額) 日額5,000円(最大30日)
手術給付金(一時金) 入院・外来問わず5万円
申込可能期間 妊娠19週6日まで
保険期間 1年(更新型)

「新ABCおかあさん保険Ⅱ」は、責任開始日以降の妊娠であれば、自然分娩による入院も保障されるところが最大の魅力です。

妊娠中でも加入はできますが、責任開始日前に妊娠していた場合は異常分娩でも入院給付金がおりないので、妊娠中の人よりはこれから妊娠を考えている人におすすめしたい商品です。

「新ABCおかあさん保険Ⅱ」の詳細はこちら

おすすめ少額短期保険【3】母子保健はぐ

保険料・保障内容など 金額・日数
保険料 月額2,990円
入院給付金 ママ:一時金2万円、日額8,800円(最大60日)子供(0歳):日額2,800円(最大30日)
手術給付金(一時金)※出産に関するもの ママ:2万円子供:1万円
申込可能期間 妊娠19週6日まで(妊娠前の加入不可)
保険期間 1年(更新型)

「母子保険はぐ」は、妊娠してから加入する保険です。

妊娠期間は「妊婦保険」、出産後は「赤ちゃん保険」、育児期には「こども保険」と自動的に変化していきます。

保険料が月額2,990円というのは少々割高に感じるかもしれませんが、妊婦さんだけでなく赤ちゃんの入院・手術も保障されるので、赤ちゃんが早産による低体重で長期入院となった場合などは大きな助けとなるでしょう。

その他にも、切迫流産・早産で自宅安静が必要になると一時金1万円が出たり、産後うつによる通院にも給付金が支払われたりと、ママに寄り添う設計になっています。保険加入、保険請求、解約手続きもスマホひとつで完了でき、保障開始や給付金の支払いが非常にスピーディなところも魅力です。

「母子保険はぐ」の詳細はこちら

妊娠高血圧症候群、切迫早産、帝王切開…妊娠・出産時のリスクとは

「妊娠・出産に備えて医療保険に加入した方が良い」といわれても、帝王切開以外のリスクがいまいち思い浮かばない、という人も多いのではないでしょうか。ここでは、妊娠中・出産時のリスクの中でも、特に費用負担が大きくなりやすいものをご紹介します。

妊娠中のリスク

妊娠中に高額な医療費がかかるリスクとしては、重症妊娠悪阻(重度のつわり)、妊娠高血圧症候群、切迫流産・早産などによる長期入院が挙げられます。

医療費が高額になれば高額療養費制度(上限額を超えた分の医療費が払い戻される制度)を利用できるとはいえ、入院期間が1ヶ月、2ヶ月と長引けばかなりの額になるでしょう。

不安なときにお金の心配までしなければならないのは、つらいものです。妊娠中はできるだけ心穏やかに過ごせるよう、備えは万全にしておきましょう。

出産時のリスク

出産時のリスクで代表的なものといえば、やはり帝王切開でしょう。予定帝王切開・緊急帝王切開ともに、手術費用だけでも6万円以上かかります。(3割負担の金額)その他、吸引分娩・鉗子分娩、重度の会陰裂傷など、出産時にはさまざまなリスクがあります。

健康保険適用になれば、正常分娩より安く済むのでは?と思う方もいるかもしれませんが、全ての費用に健康保険が適用されるわけではありません。

分娩は母体と赤ちゃん2つの命を取り扱うので、たとえば帝王切開をおこなった場合でも、手術費用(保険適用)+分娩介助料(自費)の支払いが必要です。

「妊婦に保険は必要ない」と言われることも…その理由は?

「妊婦に保険は必要ない」と言われる理由としては、次のようなものが挙げられます。

  • 正常分娩には給付金がおりない
  • 異常分娩になれば健康保険適用される
  • 仮に高額になっても異常分娩なら高額療養費制度が利用できる

確かに異常分娩になれば、手術費用や入院料は健康保険が適用されます。

また、高額療養費制度も利用できるので、仮に長期入院や手術により医療費が高額になっても、一般的な収入の人であれば保険診療分の自己負担額は1ヶ月につき8~9万円ほどに抑えられるでしょう。

ただ、先述したように、異常分娩になればすべての出産費用が3割になるわけではありません。分娩料(分娩介助料)、新生児管理保育料、食事代、差額ベッド代などは正常分娩・異常分娩問わず自費になります。

結果的に正常分娩より高額になることも多く、たとえば帝王切開の場合、正常分娩の費用+10~20万円が相場です。

何より、妊婦のリスクは異常分娩だけではありません。妊娠中のリスクも考えれば、「妊婦に保険は必要ない」とは決して言えないのではないでしょうか。

まとめ:「まだ保険に入ってない!」という人は妊娠前の加入がおすすめ

妊娠中は、女性にとって入院・手術リスクが高まる時期です。いざというときに慌てないためにも、しっかり備えておきましょう。

民間の医療保険で備える場合は、妊娠前に加入しておくことが大切です。少額短期保険の中には、妊娠中の加入でも初年度から妊娠・出産が保障されるものもありますが、選択肢が多いにこしたことはありません。

ひとつの保険商品ではこころもとない場合は、足りない部分を他の保険でカバーするという方法もあります。本記事を参考に、あなたにぴったりの保険商品をみつけてください。

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