出産時の入院に備えて保険の加入は必要か?妊娠中に入れる保険は?

妊娠前、若しくは妊娠が発覚した時、保険への加入が必要か気になりますよね。また、妊娠中でも入れる保険があるかも気になるところだと思います。

この記事の内容をまとめると

  • 妊娠中は手術費用だけではなく入院費用もかかり、一部健康保険が適用となったとしても総額だと多額の費用がかかる
  • 異常分娩などもしもの際、健康保険適用となるが、正常分娩の時よりも更に高い料金を支払うケースが多いので医療保険への加入がおすすめ
  • 妊娠中でも入れる医療保険はあるが、選択肢が少なくなり、条件付きや不担保となるケースもあるので、医療保険は妊娠前に加入するのがおすすめ

この記事を見る事で妊娠保険について理解を深め、不安を払拭した状態で出産に臨めるでしょう。

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執筆者Yuko

臨床検査技師として働きながら、これまでに妊活・妊娠・出産・育児の記事に加えて、医療に関する記事、ワーキングマザーについてなど女性に関わる幅広い記事を執筆。

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妊娠中の入院費用は健康保険が適用される?

妊娠中にかかる費用は分娩時だけではなく、入院費用もかかります。その入院費用も日数が重なれば大きな金額となります。そのため、健康保険が適用となるか気になりますよね。ここからは、妊娠中の入院費用は健康保険が適用されるか否か紹介していきます。

妊娠中の入院例

妊娠中に入院が必要になるのはどんな場合か、具体的に見てみましょう。

重度のつわり(妊娠悪阻) 妊娠初期に経験するつわりによる吐き気や食欲不振などの症状が酷く、体重が著しく減る・栄養や水分がきちんと摂れない状態です。重度の場合は安静のために入院し、点滴を行います。
妊娠高血圧症 妊娠20週から産後12週までの間に初めて高血圧と診断された場合に「妊娠高血圧症」と呼ばれます。胎児発育不全や母体の脳出血など、母子ともに病気の原因となります。治療や安静が必要となった場合、入院して経過観察を行います。
切迫流産、切迫早産 子宮内に胎児が残っている流産の一歩手前の状態が「切迫流産」、早産となる危険性が高いと考えられる一歩手前の状態が「切迫早産」です。入院して安静にしながら経過観察を行います。
帝王切開 何らかの理由で経腟分娩が難しいと医師が判断した場合に手術によって分娩することです。予定帝王切開の場合は手術の前日から、産後6~10日程度まで入院となるのが一般的です(経腟分娩の入院期間は平均して産後5日程度)。
吸引分娩 吸引出来るカップ型の機器を赤ちゃんの頭につけて、陰圧をかけて引っ張って出す分娩です。

入院中に健康保険適用となるものは?

入院した時にかかる費用のうち、健康保険適用となって3割負担で良いものは下記のものです。

  • 入院基本料
  • 検査
  • 処置
  • 手術

大まかに「医療処置に必要なもの」と考えておけばよいでしょう。しかし、検査の内容や頻度によっては健康保険の適用外となる場合もあります。

入院中、健康保険適用とならない出費例

入院した際に、健康保険適用とならずかかる出費例を見てみましょう。

入院中に自費としてかかるもの

  • 食事療養費の自己負担分
  • 差額ベッド代
  • 診断書の作成代

医療機関以外の出費

入院中の設備や使用料や消耗品の購入なども健康保険適用とはならず自己負担となります。

  • テレビや冷蔵庫、洗濯機などの使用料
  • 洗面用具や下着、歯磨き粉などの日用品
  • レンタルパジャマ
  • テレビカード
  • 院内コンビニ等での買い物
  • フリーWi-Fiがない場合、レンタルWi-fi代、パケット使用料

妊娠中の入院や出産に備えて医療保険の加入は必要か?

妊娠・出産は想像以上に費用がかかるのが実情です。健康保険組合から一律42万円の出産育児一時金が支給されますが、平均してかかる金額は平成28年度の調査で約50万円です。地域によって差がありますが、一時金のみで賄えるケースは少ないとみていいでしょう。

これは正常分娩の場合で、異常分娩となると、健康保険が適用され手術費用は3割負担で済ます事ができますが、上記でも紹介したように、入院費用などが積み重なり、基本的には正常分娩の時よりも更に高い料金を負担しなければケースが殆どです。

保険加入は、妊娠中でも不可能ではありませんが、妊娠前に比べて選択肢が減るのは間違いありません。ですが、保険加入し適用となると診断内容や入院期間によって給付金が支給されます。妊娠中でも入れる保険はあるので諦めずに問い合わせてみましょう。

上記でも記載しましたが、妊娠中でも加入できる保険はありますが、妊娠前に比べて選択肢が減るのは間違いありません。多くの候補の中から補償内容を比較・検討して希望の保険に加入したい方は、妊活中もしくは妊娠前に検討・加入するのがおすすめです。

妊娠前に医療保険へ加入するメリットは?

結論から申し述べると、妊娠保険に加入するなら妊娠前に加入するのがおすすめです。ここからは、なぜ妊娠前に医療保険へ加入した方が良いのかメリットをまとめて紹介していきます。

加入できる保険が多い

シンプルな結論として、妊娠前の方が加入できる医療保険の選択肢が多くあります。

たくさんの選択肢があると、自身に合った保険会社、そしてプランを選ぶ事ができます。また、妊娠してからだと出産まで時間に追われながら保険を選ばなければなりません。妊娠前なら時間にゆとりを持って選べるのもおすすめの理由の一つです。

条件付きや不担保のリスクが少ない

妊娠前に保険加入した方が、条件付き加入や不担保で給付金が受け取れないリスクを抑える事ができます。

妊娠中に加入できる保険はありますが、妊娠中に加入できる保険だと、加入出来る妊娠週数に制限があったり、出産に関連する疾病・子宮部位の疾病が不担保(保険が支払われない)、もしくは条件付きになる事があります。

妊娠前に保険加入した方が、妊娠中に比べて給付金を問題無く受け取れる可能性は高いので、母子ともに何が起こるかわからない妊娠、出産で少しでも不安を払拭したい方にはおすすめです。

全ての保険に当てはまるわけではありませんが、個室でプライベートを確保したい場合・大部屋で空きがない場合の差額ベッド代にも保障があるケースもあります。

妊娠が発覚したら、妊娠中でも入れる保険「エクセルエイドの医療保険」がおすすめ!

ここまでの記事を読んで「医療保険に入っておけばよかった」「妊娠してだいぶ時間が経ってしまったから、入れる医療保険がないだろう」と思われた妊婦さんも、遅くはありません。

妊娠中の方のための保険、それがエクセルエイドの医療保険です。妊娠中の妊婦の方でも週数にかかわらず加入できて、保険に加入する際に妊娠中の出産であっても保障の対象となります。

おすすめの理由はこちらです。

  • 現在妊娠中でも週数にかかわらず加入可能
  • 妊娠中でも初年度から給付金が支払われる
  • 帝王切開等の異常分娩も保障の対象
  • 出産後の歯科通院の保障も受けられる

給付金が支払われた事例はこちらです。参考にしてみましょう。

  • 妊娠29週目に加入し、妊娠38週目に帝王切開で出産のため7日間入院した場合
  • 切迫流産で10日間入院した場合

妊娠中でも加入できる保険としては充実した保障内容となっています。予期せぬことが起こるのが妊娠・出産です。もしもの時のために是非医療保険への加入をおすすめします。

まとめ:出産時の入院に備えて保険の加入は必要か?妊娠中に入れる保険は?

いかがでしたでしょうか。出産時の入院に備えて保険加入は必要か紹介してきました。

結論としては、出産時の入院に備えて保険は加入しておく事がおすすめです。

理由としては、出産では状況によって一部健康保険が適用され、その場合は3割負担で済みますがそれでも多額の費用を負担しなければならないケースが多いためです。不安を払拭したい方には加入がおすすめです。

また、妊娠前から保険加入しておいた方が選択肢も多く、条件付きや不担保となるケースも少なくなるので安心です。もし、妊娠中となっていても入れる保険はあるので諦めず探してみましょう。

この記事を見たあなたは、妊娠保険について理解を深め、不安を払拭した状態で出産に臨めるでしょう。

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