妊娠中でも入れる医療保険おすすめ5選!保障や評判を徹底比較
妊娠中、若しくはこれから妊娠を考えている時、妊娠保険が必要かどうか気になりますよね。また、おすすめの保険会社なども知りたい筈です。

この記事の内容をまとめると
- 妊娠中に入れる保険は、エクセルエイド・はぐ・ディアベビー・ピタッとレディ・新ABCおかあさん保険Ⅱがおすすめ
- 妊娠中に加入できる保険の中でも、現在の妊娠の内容に対して給付金が出る保険を選ぶ事が重要
この記事を見る事で妊娠中でも医療保険に加入する選択肢を見つけ安心して出産に臨めるでしょう。
この記事の執筆者

執筆者関野みき
SEOを意識した健康・美容・フィットネス・エンタメ・スポーツなどの記事を数多く執筆した経験あり。保険会社の帳票作成システムの開発経験があり、出産経験があり現在も育児中。
この記事の監修者

監修者ファイナンシャルプランナー 三浦希枝
FP3級を保持。保険会社に勤めていた経験を持ち、現在は、フリーライターとして独立起業し、3人の子供を育児中。大手メディアでの執筆経験やセミナー開催で講師の実績もあり。
妊娠中の保険選び、どんなことに注意が必要?
妊娠中は入院・手術リスクが高いため、医療保険に加入しようとしても断られる印象がありますが、最近は妊娠中でも加入できる医療保険が多くあります。
しかし、加入できるからというだけで保険を選ぶと、肝心なときに給付金が出なかったということになりかねません。妊娠中に医療保険に加入するときは、必ず以下の2つのポイントに注意して選びましょう。
現在の妊娠が保障対象となる保険を選ぶ
「妊娠中の方もご加入いただけます!」と謳っている医療保険はいくつもありますが、多くの保険商品は「現在の妊娠については保障対象外」という条件付きの契約となります。加入できることと保障されることは、まったく別の話なのです。
「妊娠中に加入できて、現在の妊娠が保障対象となる保険商品」を積極的に選ぶようにしましょう。また、現在の妊娠が保障対象となる保険商品でも、以下のケースでは保障が受けられないので注意しましょう。
- 異常妊娠がすでに判明している
- 帝王切開での出産が決定している
- 双子など多胎児を妊娠している

申込可能期間、保障開始日に注意する
妊娠中に医療保険を検討する場合は、申込可能期間、保障開始日(免責期間)を必ず確認してください。現在の妊娠が保障対象となる保険商品でも、妊娠19週までなど申込可能期間(または現在の妊娠が保障される申込期間)が限られていることがあります。
また、申込期間に制限がなくても、多くの保険商品では免責期間(契約後、給付金が出ない期間)が設定されています。

加入時期が遅いと肝心な時に給付金が受け取れないということも起こり得るため、必ずいつ保障が開始されるのか確認してから加入しましょう。
妊娠中でも入れる医療保険おすすめ5選!
ここでは、おすすめの医療保険をランキング形式で5つご紹介します。いずれも妊娠中に加入できて今回の妊娠が保障対象となる保険商品ですので、これから妊娠を考えている方はもちろん、妊娠中に医療保険を探している方もぜひ参考にしてください。
保険商品名 | 保険料 | 入院給付 | 手術給付 | 申込可能期間 |
---|---|---|---|---|
エクセルエイドの普通保険 | 1,175円 | 日額5,000円 | 一時金5万円 | 制限なし |
母子保健はぐ | 2,990円 | 日額4,400円 | 一時金2万円 | 妊娠19週6日まで |
ディアベビー | 2,080円 | 日額5,000円 | - | 制限なし |
ピタッとレディ | 1,746円 | 一時金5万円 | - | 妊娠21週6日まで |
新ABCおかあさん保険Ⅱ | 2,220円 | - | 一時金5万円 | 妊娠19週6日まで |
※ここに記載されている保険料・給付金は30歳で加入した場合の金額です。年齢により、保険料や給付金額が変わる場合があります。
※過去の帝王切開などにより今回の妊娠が保障対象外となることがあります。詳しくは各保険商品の約款などをご確認ください。
エクセルエイドの普通保険
保険料(30歳) | 月額1,175円 |
---|---|
入院給付金 | 日額5,000円(最大60日) |
手術給付金 | 一時金5万円(入院中の手術) |
申込可能期間 | 制限なし(ただし免責期間60日) |
保険期間 | 1年(更新型) |
エクセルエイドの医療保険を1位に選んだ理由は、以下の通りです。
- 保険料が非常に安い
- 保障内容が充実している
- 申込期間の制限がない
保険料の安さと保障内容の充実度から、コストパフォーマンスが非常に良い保険商品です。妊娠・出産でのトラブルで家計に大きな影響が出るのは、切迫早産や異常妊娠による長期入院です。その点、エクセルエイドの普通保険は最大60日間の入院保障があるので、非常に安心感があります。
ただし、加入後の免責期間が60日間と少し長い点には注意が必要です。申込期限はありませんが、免責期間を考慮すると出産に備えるためには遅くとも妊娠7ヶ月ごろまでに加入しておくと良いでしょう。
母子保健はぐ
保険料 | 月額2,990円 |
---|---|
入院給付金 | 日額4,400円(最大60日) |
手術給付金 | 一時金2万円 |
申込可能期間 | 妊娠判明~19週6日 |
保険期間 | 1年(更新型) |
母子保健はぐの特徴は以下の通りです。
- 保障開始が早い(申込完了後1~3営業日で保障開始)
- 切迫流産・切迫早産で自宅安静となったとき一時金1万円が出る(1回限り)
- 赤ちゃんが早産による低体重で長期入院となった場合も給付金が出る
- 産後うつの通院に、1回3,250円の給付金が出る(10回まで)
- スマホで保険請求ができ、支払いも早い(請求翌日から5営業日以内)
保険請求についても、診療明細などをスマホで撮ってアップロードすれば良いため面倒がありません。評判(口コミ)でも、加入や保険請求が簡単で、解約手続きもマイページからおこなえる点が評価されています。スマホで全てを済ませたい方やスピード重視の方は、母子保健はぐがおすすめです。
ディアベビー
保険料 | 月額2,080円(2年目900円) |
---|---|
入院給付金 | 日額5,000円(10日以上の入院、最大30日) |
手術給付金 | - |
申込可能期間 | 制限なし(ただし免責期間30日) |
保険期間 | 1年(更新型) |
ディアベビーは、産後うつなどのメンタル疾病や赤ちゃんの病気にも給付金が出るため、さまざまなリスクに幅広く備えたいときにおすすめです。
2年目から異常分娩や赤ちゃんの病気への保障が自動的になくなる代わりに、月額900円で契約を継続する事ができます。
しかし、赤ちゃんの低体重による長期入院が保障対象外で異常分娩は10日以上の入院でなければ給付対象とならないので注意が必要です。帝王切開による入院の多くが7~10日程度であることを考えると、10日以上の入院しか給付対象とならないのは不安が残ります。

予定帝王切開や吸引分娩は保障対象外です。手術についても、保障対象は三大疾病や卵巣・子宮摘出のみとなります。
ピタッとレディ
保険料 | 月額1,746円~ |
---|---|
入院給付金 | 一時金5万円~ |
手術給付金 | 産科手術は対象外 |
申込可能期間 | 21週目までに加入すれば今回の妊娠を保障 |
保険期間 | 5年(更新型) |
ピタッとレディの最大の特徴は、健康給付金が出る点です。5年間、入院給付や手術給付などを受け取らなかったときに5万円を受け取れます。
メンタル特約を付けることも可能で、産後うつなど所定のメンタル疾病の診断を受ければ一時金2万円、所定のメンタル疾病で30日以上入院した場合は20万円が受け取れます。
ですが、入院給付は一時金のみとなります。入院期間が短ければ良いですが、入院が長引くとフォローしきれない可能性があります。

評判(口コミ)では、給付金の支払いが迅速だったという声が多い印象です。
新ABCおかあさん保険Ⅱ
保険料 | 2,220円 |
---|---|
入院給付金 | 日額5,000円(妊娠中の加入では出ない) |
手術給付金 | 一時金5万円 |
申込可能期間 | 妊娠19週6日まで |
保険期間 | 1年(更新型) |
新ABCおかあさん保険Ⅱは、妊娠中でも加入はできますが入院給付が対象外となってしまうため、これから妊娠を考えている方に向いています。妊娠前に加入すれば自然分娩による入院にも給付金が出るため、今後妊娠の予定がある方にはおすすめしたい商品です
エクセルエイド普通保険の評判は?おすすめする理由は?
エクセルエイドの普通保険の特徴は、なんと言ってもその保険料の安さです。
妊婦さん専用の保険ではないので、健康リスクが低い人も加入します。その分、保険会社としては支払いリスクが減るので、保険料が安くなっているのです。と考えられます。評判(口コミ)でも、保険料の安さを理由に加入している方が多く見受けられます。
その他の特徴としては、歯周組織の手術(保険適用外の歯周組織の再生、インプラント)に2万5,000円の給付金が出ます。妊娠中はホルモンの影響により唾液の分泌量が減り口内環境が悪化しやすいため、歯周病に備えられるのは嬉しいポイントと言えるでしょう。

エクセルエイドの普通保険プラスであれば、歯周病治療の通院にも1回2,000円の給付金が出ます。
まとめ:妊娠中でも入れる医療保険おすすめ5選!
医療保険(妊娠保険)に加入しておくと、いざトラブルが起きたときに家計が助かるだけでなく、「備えがあるから大丈夫」という安心感が妊娠中の不安定なメンタルを支えてくれます。
今回は妊娠保険会社を5社紹介しましたが、あなたの年齢や重視するポイントによって合う商品は変わります。この記事を参考に、あなたにぴったりの保険を見つけてください。
- 妊娠中に加入する場合は、現在の妊娠が保障対象となる保険商品を選ぶこと
- 保障開始日(免責期間)を確認すること
この2つのポイントに注意して、安心して出産に臨むための準備を進めましょう。
特に多胎児を妊娠中の方は、ハイリスク妊娠のため基本的に加入を断られます。