糖尿病治療の運動療法ってどんなことをするの?目安量は?

糖尿病の治療方法で代表的なものが運動療法です。
運動療法では、身体を動かすことでカロリーを消費し、痩身効果を得ることを目的としますが、具体的にはどんな運動をするのでしょうか。
今回は、運動療法の種類や運動量の目安についてまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

運動療法には2種類ある

糖尿病の運動療法には、「有酸素運動」と「レジスタンス運動」の2種類の方法があります。
どちらも体を動かすことでカロリーを消費し、脂肪の燃焼を目指すことに変わりありませんが、両者のメカニズムには実は根本的な違いがあるのです。
ここでは、有酸素運動とレジスタンス運動にはどんなものがあって、どう違うのかを解説していきます。

有酸素運動

有酸素運動は体内に酸素を取り込こみ、筋肉を動かすエネルギーを作る運動です。
代表的なものではウォーキングやジョギング、水泳などがこれに該当し、軽度から中程度の負荷を20分以上与えることで脂肪の燃焼を促進します。
軽い運動でも十分な効果が得られますから、性別や年齢問わず誰でも手軽にできるのが特徴です。

レジスタンス運動

レジスタンス運動というと聞きなれない言葉かも知れませんが、要するに筋力トレーニングのことを言います。
レジスタンス運動では、ダンベルを使った運動や腕立て伏せ、腹筋などを行いますが、実はこちらの運動には直接的な脂肪の燃焼効果がありません。
しかし、反復トレーニングによって筋肉量が増加しますから、基礎代謝が向上し、結果的に脂肪が燃えやすい身体に変化していくのです。

運動療法の目安量

有酸素運動では一日に200キロカロリー程度の消費を目指します。
具体的にいうと、ウォーキングなら1時間くらい、ジョギングなら20分くらい、水泳なら10分くらいが目安です。
もちろん、性別や年齢、体重によっても消費カロリーが前後しますので、詳細については担当医などに確認してください。

レジスタンス運動

レジスタンス運動では、週3~4回ほどの筋力トレーニングが目安です。
ジムに通い、筋力トレーニングの専用器具で行うのが高効率ですが、自宅で腕立て伏せや腹筋を行うだけでも効果があります。
なお、脚部の筋肉はとても大きく、たくさんのエネルギーを消費するので、トレーニングの際はスクワットを取り入れることをオススメします。

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